エアチェック
我々おじさん世代には懐かしい「エアチェック」
この言葉も今では死語ですね。
ラジオやテレビの放送を録画・録音して楽しむという意味です。
コッキーポップのテレビ放送が始まった77年はビデオデッキはまだ高嶺の花。
だからあの時一回しか見れなかった映像がまた見れるのは喜びひとしおです。
「エアチェック」主にこのころはラジオでした。 私が生まれた山村では電波事情が良くなく、 きれいな音での録音などどだい無理でした。 ラジオのニッポン放送の隣にはモスクワ放送がありました。 コッキーポップをいい感じで聴いているといつの間にか モスクワ放送の日本向けの声などが混線して来て 「ソ連なんか大きらいだー」何て思いました。 もちろんまだソ連邦崩壊前の話です。 |
コッキーポップで何の曲が流れるかは事前にはわからず狙った曲をゲットするのは、なかなか大変でした。
番組を全部とればいいのですが毎日それをやったらカセットテープ何本あっても足りません。
お小遣いの少ない中学生の身には絶対無理でした。
それに今のデジタルのようにいらない曲だけ消したりとか後で編集作業など無理でした。
それでも続けて撮っていたら知らない曲なのにとってもいい曲で気に入ってしまった。
何て曲もありました。
私にとってはvol.1 に入っている
八神純子の「幸せの時」はまさにそういう曲でした。
これはメジャーデビュー前の高校生の時に八神純子が作った貴重な一曲です。
ラジオのエアチェックでコッキーポップでたぶん75年に録音したと思うのだけれど、
声は八神純子なのだけれど曲名がずーっとわからず
テレビ盤コッキーポップで歌うのを聞いてやっと曲名がわかり
そしてやはり八神純子の曲だったんだと納得し嬉しかったのを覚えています。
今も大好きな曲です。こんな風に可愛い彼女に歌ってもらいたい何て思ってましたが
おじさんになった今ではそれはもうかなわぬ夢でしかありませんね。
でもそんな懐かしい思い出などとともに当時の貴重なコッキーポップの映像がいつでも見れるとは
あの頃では全く考えられません。いい時代になりました。
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