ラジオ版コッキーポップは深夜零時半から放送でした。
あっこれはニッポン放送の話ですが。
深夜語りかけるような優しい曲を聴いているととても癒されたものです。
ポピュラーソングコンテストの入賞曲もピアノやギターでの弾き語りの曲が多かったように思います。
これは自分で作詞、作曲し歌う「シンガーソングライター」が多かったからでしょうか。
「作曲コンクール」これがポプコンの前身です。
歌う事より曲を作る方のコンテストだったからこれもうなずけますね。
ちなみにこの「シンガーソングライター」今では死語ですね。
小坂明子が上条恒彦と世界歌謡祭に出場するという時の放送をよく覚えてます。
そのころ私は聞き始めました。
「あなた」大ヒットしましたが、コッキーポップを聞いていたおかげで
学校で誰よりも早く知っていたのでちょっと鼻高々だったのを思い出します。
小坂恭子、高田真樹子、谷山浩子、八神純子、中島みゆき、中沢京子…
綺麗な声で語りかける様な曲で癒してくれたコッキーポップ
その流れを打ち破ったのが
世良公則とツイスト「あんたのバラード」でした。
1977年、大学卒業もまじか、けじめをつけようと出場したポプコンで
グランプリを取ってしまう。
本人たちも意外だったのではないでしょうか。
世良ひとり卒業後プロになろうと思っていたので世良のナマエを全面に出し
「世良公則とツイスト」と名乗ったそうです。
世界歌謡祭でもグランプリを取ってしまい
「このままプロで行こうか」という話にもなったそうですが
予定通り解散し、ふとがね金太などと新成「ツイスト」を創りプロデビューしたのです。
その後のツイストの活躍はご存知の通り。
そしてこのツイストのグランプリ以降ポプコンの流れが変わりました。
簡単に言うとフォーク系からロック系にということでしょうか。
クリスタルキング、アラジン、伊丹哲也とSide By Side、トムキャットなどなど
ツイストのグランプリがなかったら後に続く彼等はなかったかもしれません。
当然コッキーポップで流す曲目も様変わりしてきました。
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